映えるキミと恋をする


寒色系のワンピースを広げて、私にあてがうと紫音さんは『おお!』と満足そう。


「うんうん、似合うね。望海ちゃんの顔や骨格にマッチしてる」


顔はともかく、骨格まで考えたコーディネートを組んだことがない私には基準のようなものがわからない。
でも、紫音さんはワンピースの他にもこういうのもいい、と広げてくれる。
どう?と。


「私……あまりファッションには自信なくて、流行りとか全然把握してませんし……。自分でどういう系統のものが似合うのかすらわかってないとうか」

「そうなの?なら、僕が選ぼっか?」

「え?選ぶって、今からですか?」

「ううん、また予定合わせて。今度は一日服探し!アドバイスじゃんじゃんするよっ」


お、おっと……?これは、またもやお約束。

カメラマン役の有無は分からないものの、会う約束っ……!
あまりにも自然に次の機会が作れるなんて。