映えるキミと恋をする



「紫音さんの美容の秘訣ってありますか?お肌が綺麗で羨ましいです」

「秘訣?……ずばり、ない!僕はそこらへんのプチプラばっかでケアしてるし、特別なことはないよ」

「そうなんですか?」

「高いもの使えばいいってものじゃないと思うしね」

「ではコスメとかは……?」


それも拘りはなくコスメもプチプラらしく、写真写りがよくなるようなハイライトやくま隠しくらいしかしてないと。
あまりメイクをせずに陶器肌……なんとも羨ましい。


「ほらメイクしすぎてその上加工して、画像の顔じゃない僕と遭遇した時とか……え?全然違くなぁい!?とか思われるならまだしも言われたら、地味に心に刺さるから。うすーくを心がけてるんだ」

「なんだかそれ、少し分かります。写真のアプリとかプリクラとか加工すごいと別人ですもんね」

「そうそう、盛りすぎ注意だね。現実とかけ離れた容姿より、現実の容姿磨いたほうがよっぽどいいと思わない?」

「とは思いますけど……紫音さんは素が整ってるでしょう?」