「いや、周りが正しいかと……。同い年の可愛い子は告白されたり、彼氏がいたりいたことがあったりってことが多いですし」
言ってるだけで少しばかり私って恋愛に向いてないというか、ご縁がなさすぎるのが分かる。
ため息つきそうになり、それを飲み込むためパスタを食べた。
「それは男の子たちの見る目がないだけ。僕は望海ちゃんの可愛さも優しさも分かるもん」
紫音さんも食べながらそんなことを言う。
「それは……ありがとうごさいます」
ああ、紫音さんの言葉で顔にしまりがなくなる。
「それで?好みは?」
食べ終わった皿たちを横にどけて、残りのメロンソーダのグラスを引き寄せ紫音さんは聞く準備万端という感じ。
「……そうですね、好み……」
紫音さんにバレず遠回しに。
「やっぱり優しいのと」
「うんうん」
「お……おしゃれな人、でしょうか」



