っていやいや!ダメだから!
何高まってるの私の心臓。
おさまれ違う、と念を込めて胸をさする。
"おーい"
メッセージを見たのに返事がないからまたも送られてきてしまった。
……おーい、だけにやたらと跳ねた心臓は無視。
「えっと……」
カレンダーの日付を指でなぞり、大丈夫な日をいくつか送った。
その日付をなぞった自分の顔がゆるんでいることも無視したい……。
"じゃあ日よーびね!楽しみにしてる!"
嬉しそうな文面にハンバーグのスタンプ付きで返された途端に、ノックアウト。
とりあえずオッケーのスタンプを返し、私はベッドへと倒れ込んだ。
「ダメだ……高校ではご無沙汰だったのに……」
久々の恋愛感情到来。
その後の予報は、片思いのち失恋。
ひとり天井を見上げ自虐的に笑うも、自覚してしまったものはどうしようもない。
だったら……ちょっと、
ほんのちょっとだけ、がんばってみてもいいのかな。



