映えるキミと恋をする



胸を張ってほほえむ紫音さんの気遣いを、金額が云々という考えは一旦置いておいて、きちんと受け取ることにした。


「ありがとうごさいます。……すごく、嬉しいです。まさか全部いただけるなんて想像してなかったので……大事にしますね」

紙袋を抱きしめるようにして伝えれば、紫音さんは穏やかな笑みを浮かべて大きく頷いてくれる。


「カメラワークの話してたけど、そう思うならまたカメラマンしてくれてもいーんだぞー?」

「えっ……ま、まあ私でもいいなら。割りと暇人ですし……」

「ほほう、言ったなぁ?」


なにやら怪しい笑みを向けられてしまったその後、私たちは今日のことを話しながら途中まで一緒に歩き、お互いの帰路についた。





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夏休みが終わり、無事に課題の提出も出来てまたいつもの学生生活に戻った。