映えるキミと恋をする



「びっくりしましたけど、大丈夫ですよ。宅トレってやっぱり体形維持、なんですか?」

「そうそう。あんまり太らない体質ではあるんだけど……インフルエンサーとしては一応キープしておかなきゃって」

やはりすごい人はかげで努力してるんだ……。
にしてもあの腹筋……じゃない。
頭が紫音さんのギャップでおかしくなってる。


「そうそう、カメラマンしてくれた日の写真結構褒められるんだ。コメントもきてて」

「それはその……お力になれたなら良かったです」


でもやはり恥ずかしい気持ちが勝る。

私は相槌をうちグラスの麦茶を一口飲んでから、話を変えることにした。


「そ、そういえば、私の友達が紫音さんの話をしてました。かわいい!イベントしてくれないかなって」

「とりあえずありがと。でもうーん……イベントかぁ、僕人見知りなんだよね」

「そうなんですか?私はそうは見えない……」

「うん。望海ちゃんに僕も自分で人見知り発揮しなかったなって思う。けど、人前となると……」


それは、なんというか喜ばしいことだ。
でも人前にでることについては前向きではなさそう。