映えるキミと恋をする



「やっぱり?絶対十代だよね!うちらとそんな変わらないだろうにこの人気はやばすぎる」

「そうなんだね……」


ご対面するともっとやばいと感じるよ、とも言えない。


「イベントとかやってくれないかなぁ」


イベント──


「そうだ、ねぇのん。課題はどう?やってますか」

「してるよ?ははーん……その顔はしてないんだ?」

「してない!でも間に合えばいいのよ間に合えば!」


それはその通り。
私も間に合うようにサボらずやらなきゃ。







──その日の夜。



"夏休み楽しんでる?

今週の土日のどちらか空いて……?"


ます。


部屋で課題をしてキリのいいところで時間を見たと同時に紫音さんからメッセージが来たため、私はすぐに返信した。


"じゃあ土よーびでいいかな?時間は"──





✧



借りたTシャツを持ち歩くのも、歩かせるのも、と私が紫音さんの家へと向かう形で会うことになり、ドアストッパーをしてくれていたドアを軽くノックした。
……覗けるけど覗かないほうがいいでしょ?