陽太君はいつも私の隣で

息子が帰ってきた。


「どうなんだ、光ちゃんの様子は」


「明日退院決まった」


いきなり事実に惑わされながらも、


「逐一報告してくれ。身体の心配も嫁の心配も


あったんだぞ」



「あんたに報告してると、あんたに邪魔されそうだった


から俺の意思でやり遂げたかったことなんだ、



あんたから金一銭も借りたくない」