スパダリの溺愛はスーツを着崩すように

「一宮くん?」


同じ部署の後輩の一宮くんだった。


一宮くんはイケメンで子犬みたいだと社内で人気の新人だ。



「ありがとう、助けてくれて」



「どういたしまして…って誰?」


「え?わかんない?」


そんなに私存在感ない?同じ部署なのに…。



「マジでわかんね、お姉さん綺麗すぎて目立ってた…」



「え…?そうなの?」



今までの視線はそういうこと!?いたたまれない…目立ってたなんて…平穏な生活が…今すぐ眼鏡をかけたくなったけど家に置いてきた…。