ついに入院生活が始まった。
今回も健斗さんに連れられて病棟に向かうことに。
自分で歩けると言ったけども半ば強引に車椅子に座らされて、病棟まで押してもらう。
「美奈ちゃん、これからちょっと長い入院生活になると思うけどよろしくね。一応俺美奈ちゃんの担当ナースになってるから、何かあったら何でも気軽に言って欲しいな。いや、何もなくても呼んでくれていいからね?俺が出勤してる日は話し相手になってあげれるから。」
「健斗さんが担当なんて心強いです。私基本弱音しか吐かないし、迷惑しかかけないと思うんですけど、見捨てたりしないでくださいね?」
「フフッ。絶対に見捨てないから大丈夫だよ。ていうか、これから長い付き合いになるんだしタメ口で友達感覚で話してくれると嬉しいなっ!」
そう言いながら、眩しい笑顔で顔を覗き込んでくる。
「…分かった。よろしくね。」
健斗さんと他愛のない話しをしているとあっという間に病棟について、今回は個室を案内された。
