そんな佐々木くんに。

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陽菜side



長いようで短いテスト期間が終わり、私達のクラスは……



「こっちテープ足りない!」  「取りに行くよ」

「この絵の具、まだあったっけ?」

「ゴミ袋は〜?」



文化祭の雰囲気に包まれています。



「うーんひま、いないかぁ……届けたい物あったんだけど……」



ひまは文化祭実行委員だし、忙しいよね………



「日向、それ夏目に届けにいくよ。日向今、手離せないでしょ?」



さ、佐々木くん!?
 


「大丈夫だよ!自分で行けるし!」



「日向はもう少し人のことを頼ってもいいんじゃない?
……………。俺のことも頼って。」



「あ、ありがとう……!それじゃあ、お願いするね!じゃあまた!」



「…………?」



最近、佐々木くんに自分から話しかけにくくなった。



理由は佐々木くんのことが気になってるかも、と思い始めたから。



そんな自分勝手な理由で申し訳なくなるけど………



ひまに、『意識してるんじゃない?』と聞かれたときから、ずっと佐々木くんのことを考えてた。



佐々木くんを遠くから見てるだけでもドキドキするし、



話しかけられたなら尚更。



私にとって、話してる時間がとても幸せで………



この気持ちって、何なんだろう………?