−狂兎の檻−

……と思った次の瞬間。

何故か目を閉じ、大きく口を開けた。

「……」

どうしたらいいのか分からず、私は狂犬さんを見る。狂犬さんは頭を抱えて、小さくため息をついていた。

「凪。パン食えよ」
「絶対やだぁ~♡」
「眼鏡ちゃん。もし良ければ、餌付けだと思って」