−狂兎の檻−

「凪くん。そう言えば、私、お弁当を作ってきたんです」

パンを買ってもらったのに、悪いな。
そんな気持ちで伝えただけだった。

なのに――。

凪くんは目をきらきらと輝かせながら、嬉しそうに私を見つめている。

「美月の手作りぃ〜!?」

凪くんは目をきらきらと輝かせる。