風呂場のスポンジが柔らかすぎる件について。



​「……っ、南くん?どうしたの!?今、すごく怒ってるような声が聞こえたんだけど、大丈夫!?」


​「うん、大丈夫。ごめんね?心配かけちゃって」



​あ、ごめんなさい。


​紹介します。


​エプロンをつけて、右手にしっかりお玉を握りしめ、慌てた表情で駆けつけてきたのは、俺の可愛い彼女の瑠璃ちゃんです。


​……ヤバい。


​つい怒りで、元ヤン名残がでちまった。


​瑠璃ちゃんは、俺が元ヤンだったことは知らない。


​だから知られたら、絶対に恐がられて嫌われる。


​だって聞いてよ。


​瑠璃ちゃんは可愛すぎなんだよ。