『イケメンになりたい!』で始めた学校生活、モテすぎてハーレム状態!?もう戻れない...

言われるがまま、一ノ瀬くんの隣にちょこんと腰を下ろす。

衣服越しに、彼の体温が伝わってきそうな距離。

一ノ瀬くんは黙々とパンを食べ進め、私は緊張で喉がカラカラのまま、自分の持ってきたサンドイッチに手をつけられずにいた。

「……食わねぇの?」

「あ、ううん。食べるよ……」

会話が続かない。

いつもは、

「おいパシリ」

と意地悪く笑う彼が、今は酷く真面目な顔をしていて、どう接していいかわからなくなる。