ガチャ……
と重い鉄の扉を開けると、秋の爽やかな風が私の髪を揺らした。
フェンスに背中を預け、気怠げに空を見上げていた一ノ瀬くんが、足音に気づいて私を睨みつける。
「……遅い」
「ご、ごめんなさい! 購買が混んでて……」
私は息を切らしながら、焼きそばパンとカフェオレを差し出した。
一ノ瀬くんはそれをひったくるように受け取ると、
「隣、座れ」
と自分のすぐ横のコンクリートをポンポンと叩いた。
と重い鉄の扉を開けると、秋の爽やかな風が私の髪を揺らした。
フェンスに背中を預け、気怠げに空を見上げていた一ノ瀬くんが、足音に気づいて私を睨みつける。
「……遅い」
「ご、ごめんなさい! 購買が混んでて……」
私は息を切らしながら、焼きそばパンとカフェオレを差し出した。
一ノ瀬くんはそれをひったくるように受け取ると、
「隣、座れ」
と自分のすぐ横のコンクリートをポンポンと叩いた。

