『イケメンになりたい!』で始めた学校生活、モテすぎてハーレム状態!?もう戻れない...

キーンコーンカーンコーン……。

1時間目の授業開始のチャイムが鳴る。

一ノ瀬くんは結局、一度も私のほうを向いてくれなかった。

(どうしよう……。やっぱり、すごく怒らせちゃったよね)

教科書を開きながら、胸の奥がキュウと締め付けられる。

一ノ瀬くんに無視されるのが、こんなに苦しいなんて思わなかった。

授業中、ノートの端に、小さく『怒ってる?』と書いて、こっそり彼の机の上に滑らせてみた。

すると、しばらくして、一ノ瀬くんの大きな手がその紙をクシャッと掴んだ。