『イケメンになりたい!』で始めた学校生活、モテすぎてハーレム状態!?もう戻れない...

教室に入り、自分の席に座る。

隣の席の一ノ瀬くんは、すでに登校していて、机に突っ伏していた。

「……一ノ瀬くん、おはよう」

恐る恐る声をかけてみるけれど、返事はない。

でも、ピクッと肩が動いたから、起きているのは確実だった。

「あの、一ノ瀬くん……?」

「……うるせぇ」

一ノ瀬くんは顔を伏せたまま、不機嫌極まりない声を絞り出した。

昨日、龍崎くんの登場にあれだけブチギレていたのだから、まだ怒りが収まっていないのだろう。