『イケメンになりたい!』で始めた学校生活、モテすぎてハーレム状態!?もう戻れない...

「ひっ……せ、先輩?」

「あまり他の男を惹きつけないでくれよ。僕の可愛いお人形(ツムギ)を、わけのわからない男に壊されたくないからね」

神楽坂先輩の美しい顔が、至近距離まで近づく。

その冷ややかなのに熱い視線に、背筋がゾクゾクと震えた。

「……なんてね。冗談だよ。ほら、早く教室に行きなさい」

先輩はパッと手を離すと、悪戯っぽく微笑んで私の背中を優しく押した。

(冗談……だよね?でも、先輩の目が本気に見えて、心臓が痛いくらいに跳ねてた……)