「ふぅ……」
下駄箱の前で、小さくため息をつく。
メンズメイクで隠してはいるけれど、昨夜は緊張とドキドキで、ほとんど眠れなかったのだ。
「朝からそんな暗い顔して、 王子様の名が泣くぞ? ツムギ」
頭上から、ふわりと優しくて少しからかうような声が降ってきた。
「あ……神楽坂先輩!」
振り返ると、生徒会長の神楽坂先輩が、いつもと変わらない完璧なロイヤルスマイルを浮かべて立っていた。
その綺麗な顔を見た瞬間、張り詰めていた肩の力が、すっと抜けていくのがわかった。
下駄箱の前で、小さくため息をつく。
メンズメイクで隠してはいるけれど、昨夜は緊張とドキドキで、ほとんど眠れなかったのだ。
「朝からそんな暗い顔して、 王子様の名が泣くぞ? ツムギ」
頭上から、ふわりと優しくて少しからかうような声が降ってきた。
「あ……神楽坂先輩!」
振り返ると、生徒会長の神楽坂先輩が、いつもと変わらない完璧なロイヤルスマイルを浮かべて立っていた。
その綺麗な顔を見た瞬間、張り詰めていた肩の力が、すっと抜けていくのがわかった。

