「・・・・・龍崎煌か。あの野郎、俺の小鳥遊に何しやがった」
一ノ瀬くんの、地獄のような低い声が周囲の空気をピキピキと凍りつかせる。
「お前が女の子だってこと、まさかあいつにもバレたんじゃねぇだろうな」
「う、うん・・・・・・胸ぐらまれて、一発で・・・・・」
「ーーマジで許さねえ」
一ノ瀬くんは私の手首を強く握りしめ、自分の腕の中へと強引に引き寄せた。
「俺の女に触んじゃねえよ」
と言わんばかりの、凄まじい嫉妬の熱量。
「これ以上、他の男にお前を渡してまるかっての。・・・・・・・小鳥遊、俺から離れんなよ」
耳元での熱い囁きに、心臓が爆発しそうだった。

