『イケメンになりたい!』で始めた学校生活、モテすぎてハーレム状態!?もう戻れない...

「ツムギくん、1位!すごいっ!!」

ゴールに飛び込んだ瞬間、親衛隊の女子たちがタオルやスポーツドリンクを両手に持って一斉に私に群がってきた。

「ありがとう。みんなの応援のおかげだよ」

私は汗を拭いながら、優しく微笑んだ。

女子に囲まれるハーレム状態は、この体育祭で完全に頂点に達していた。

「おい、小鳥遊。お疲れ」

女子の波を割るようにして、一ノ瀬くんが冷たいポカリを私の頬にピトッと当てた。

「ひっ!冷た!」

「よくやった。・・・・・・ほら、次の種目まで俺の隣で休めよ、パシリ」

一ノ瀬くんは私の手を引き、自分の席へと連れて行った。