『イケメンになりたい!』で始めた学校生活、モテすぎてハーレム状態!?もう戻れない...

「あの、律先輩。お仕事は何を――」

「仕事なんてねぇよ。 ほら、ここに座れ」

律先輩が叩いたのは、ソファじゃない。なんと、自分の『膝の上』だった。

「えええっ!? い、いや、それは無理です! 僕は男の姿ですし……っ」

「男の姿だろうが関係ねぇだろ、中身は女なんだから。ほら、早くしろ」

律先輩は立ち上がると、私の腰をガシッと両手で掴み、そのまま強引に自分の膝の上へと引きずり下ろした。

すとん、と先輩の太ももの上に座らされる形になる。

男子高校生の、硬くて大きな身体の感触。

「……っ!」

「お前、本当に軽いな。飯ちゃんと食ってんのか? 優しい王子様」

律先輩が、私の耳元でフッと低く笑った。