『イケメンになりたい!』で始めた学校生活、モテすぎてハーレム状態!?もう戻れない...

車が静かに走り出す。

しばらくの沈黙の後、先輩が低く、美しい声で私に話しかけてきた。

「ツムギ。君、今日、渡り廊下で女子生徒たちの話を盗み聞きしていたね」

「え――っ!?」

私はガタッと身体を震わせた。

なぜ先輩がそのことを知っているのだろう。

「生徒会の仕事で、ちょうど上の階にいたんだよ。君が怯えた顔で、自分の口を塞いでいるのが見えた」