『イケメンになりたい!』で始めた学校生活、モテすぎてハーレム状態!?もう戻れない...

「ツムギが嫌がっているように見えるんだけど。いくらクラスメイトでも、無理やり連れ回すのは感心しないな」

神楽坂先輩が、ゆっくりと私たちに近づいてくる。

その圧倒的なオーラに、空気がピリッと張り詰めた。

「あ? 別に無理やりじゃねぇよ。こいつの顔色が悪ぃから、送ってやろうとしてんだ」

一ノ瀬くんも負けじと、先輩を鋭く睨み返す。

私の手を握る彼の力に、少しだけ熱がこもった。