『イケメンになりたい!』で始めた学校生活、モテすぎてハーレム状態!?もう戻れない...

「そこまでにしてもらえるかな、一ノ瀬くん」

どこか冷ややかで、だけど凛とした声が、静かな通学路に響いた。

振り返ると、そこには黒塗りの高級車の前に立つ、生徒会長の神楽坂先輩の姿があった。

「あ、神楽坂先輩……」

先輩はいつものロイヤルスマイルを消し、一ノ瀬くんが私の手を握っている部分を、冷たい瞳で見つめていた。