『イケメンになりたい!』で始めた学校生活、モテすぎてハーレム状態!?もう戻れない...

「おい、小鳥遊……?」

私の目に涙が溜まっているのを見て、一ノ瀬くんの顔が目に見えて狼狽した。

「な、なんで泣いてんだよ!? 俺、そんなにキツく言ってねぇだろ!?」

「違うの、違うの一ノ瀬くん……。 ただ、なんか、一ノ瀬くんが優しくて……」

「はぁ!? 意味わかんねぇよ!」

彼は真っ赤になって頭をかきむしると、私の手をギュッと握りしめた。

その手のひらは、驚くほど熱くて、大きかった。