「……調子悪いなら、さっさと帰るぞ。ほら、カバン持て。送ってってやる」
「えっ!? いいよ、一ノ瀬くんに悪いし……」
「パシリの体調管理も、雇い主の役目だろ。グズグズすんな」
彼はそう言って、私の返事も待たずに教室の入り口へと歩き出す。
その背中を見つめながら、私はギュッと胸が痛んだ。
(一ノ瀬くんには……言えない。私のせいで、一ノ瀬くんまで 嘘つきの仲間入りにさせちゃうわけにはいかないもん……)
「えっ!? いいよ、一ノ瀬くんに悪いし……」
「パシリの体調管理も、雇い主の役目だろ。グズグズすんな」
彼はそう言って、私の返事も待たずに教室の入り口へと歩き出す。
その背中を見つめながら、私はギュッと胸が痛んだ。
(一ノ瀬くんには……言えない。私のせいで、一ノ瀬くんまで 嘘つきの仲間入りにさせちゃうわけにはいかないもん……)

