『イケメンになりたい!』で始めた学校生活、モテすぎてハーレム状態!?もう戻れない...

頭の中が真っ白なまま、私はどうやって自分の教室に戻ったのかすら覚えていなかった。

放課後の教室には、もうほとんど人がいない。

夕方が近づき、オレンジ色の斜光が無機質な机と椅子を長く照らしていた。

「……おい」

「ひっ!?」

後ろから突然声をかけられ、私は飛び上がるほど驚いて振り返った。

そこに立っていたのは、カバンを片手に持った一ノ瀬くんだった。