白手 憂怜の怖いお手紙


それから数ヶ月後。

あの4人は悲惨な目にあっていました。

一人は精神が錯乱して不登校に。

一人は親の借金で転校。

一人は通学中に事故で意識不明。

そしてAは…………。

いえ……詳しく話すのは止めておきましょう。

あの日かけてしまった4人分の呪いの代償が、いつ僕に返ってくるか分かりませんから。

肝試しで幽霊は出ませんでした。

出てきたのは僕の内側から溢れた復讐心と、ドロドロと濁った呪詛だけ。

生きている人間が、一番怖いという話です。

憂怜ちゃんも、リスナーの皆さんも。

人との付き合い方には、よく気をつけてお過ごしください。

間違っても、僕のようにならないでくださいね。

それでは、おやすみなさい。