白手 憂怜の怖いお手紙


憂怜ちゃん、こんばんは。

いつも配信、楽しみにしています。

今回私がお話したいのは、最近引っ越した新居での出来事です。

一年ほど前の事なのですが、私は家族で引っ越しをしました。

セミの鳴き声がうるさい、湿気の多い日の事です。

元々住んでいたのは集合団地の一室なんですが、弟が子猫を拾ってきた事で両親が引っ越しを決意しました。

家族全員、猫が好きで…一目惚れしちゃったんですよね。

今住んでいる所は両親と私と弟の、四人で暮らすには少し手狭でしたから、ちょうどいいって事になって。

それでペットを飼える家を探していると、すぐに嬉しい知らせが入ってきました。

空き家になっていた平屋を管理していた方と、父の友人が知り合いで、そこに安く住まわしてもらう事になったんです。

もちろんペットもOK。

両親、特に父は二つ返事でその家に決めたそうです。

…とはいっても空き家です。

実際に住めるようになるまで掃除したり、家具を買ったりと時間がかかるだろうと思っていました。

だけどいざ新居となる空き家を見に行くと、そこにはすでに冷蔵庫や洗濯機、テーブルなど…生活に必要な家具が揃っていたんです。