0秒前のファーストノート 〜推しはまさかの幼なじみでした!?〜

明日からどう蓮と接すればいいの?!ピピピピッ、ピピピピッ


目覚ましの音で起き上がりリビングで朝ごはんをかき込む。


「月奈どうしたの?そんな無表情でご飯食べて…」とお母さんが心配の声をかけているのに気づかないほど私の心の中は表情と裏腹に焦っていた。


あー!!どうしよう…今日なんか言われるかな?


自分から言い出すべきかな?絶対バレてるし…


この際自分から言いに行こう!!!


制服に急いで着替え、バタバタと階段を降りて家を飛び出し隣のインターフォンを押す。


「おはよー月奈。どしたの?」


「れ、れれれ蓮!!!」


やばい…名前呼ぶのに緊張しすぎて辿々しくなっちゃった。


目の前でフッと笑い声が聞こえて上を見ると、
「どうしたの?月奈ちゃん。俺の名前を呼んだりして。もしかして照れてる?そんな月奈ちゃんも可愛いよ」


嘘だろ…目の前にRen君がいる。声がRen君だ…


…って!もうバレて…!


「蓮ってRen君なの?」


「俺はNEXUSの赤色担当Ren。朝から君に会えて嬉しいな!」


…蓮がRen君だ。


あのキラキラ王子様ボイスだ…


最悪だ。もうからかわれてるし。一生こいつにいじられる…


これから私はどうすればいいの?