大型犬男子は、今日も私を甘やかす【完】

見た目を少し楽しんだあと、ゼリー寄せをそっと口に運ぶ。
見た目も味も楽しめて、ただただ幸せだった。
食べ終わって少ししてから、次に運ばれてきたのはお刺身だった。

和風の木の器に、まるで作品のような美しさで刺身と飾りの葉が並べられている。

「お刺身なのに、綺麗だね……」
「普通にうまいぞ」
「ねえ、写真撮っていい?」
「もちろん」

スマホを取り出して、陸斗との思い出を残すように撮影する。