大型犬男子は、今日も私を甘やかす【完】

駐車場に車を停めると、保冷バッグからサンドイッチを取り出す。
急いで作ったから、形が悪いかもしれない。
そう思った瞬間、少しだけ不安になった。

でも、その不安を押し返すのは、どんな出来でも笑って食べてくれる陸斗の姿だった。
パックを開けて、卵サンドと野菜とハムのサンドを並べる。

「お手拭きも持ってきたよ」
「助かる」

お互いに手を拭いて、サンドイッチを口に運ぶ。

「うまい」