大型犬男子は、今日も私を甘やかす【完】

ふと、陸斗に見惚れていた自分に気づいて、慌てて視線を逸らす。
今の視線に気づかれていたらと思うと、ひどく恥ずかしい。

「飲み物とか大丈夫?」
「あ、それはスーパーで買ってきたから大丈夫だよ!」
「あとね……時間なくて適当だけど、サンドイッチ作ったから、お腹空いたら言ってね」
「まじ、嬉しい」

本当に適当なサンドイッチ。
なのに、心から嬉しそうな顔をするのは反則だ。
この人は、なんて魅力的なんだろう。