大型犬男子は、今日も私を甘やかす【完】

「これなら……大丈夫かな」

 画面を見つめながら、小さく呟く。

「彩葉……」

 後ろから抱きしめるように私に寄り添い、一緒にスマホの画面を見ていた陸斗が、何か言いたげな表情でこちらを見る。

「どうしたの?」
「彩葉が他の男に見られると思ったら……」
「見ないって」

 そう言った瞬間、陸斗は私のスマホをそっと取り上げた。
 何をするのかと思えば、水着の上から羽織れるパーカーやシャツを探し始める。
 その手があったか、と感心してしまった。

「これは?」