大型犬男子は、今日も私を甘やかす【完】

それは、陸斗にも家にいたくない時間があるのかな、と思っていたから。

「そうだったかも……」
「ここにいたら、彩葉が来てくれるから。この場所が好きだった」

 胸が熱くなる。
 あの頃は、そんなこと考えもしなかった。

「これからは、ずっと隣にいるよ」

 私が、ずっと一緒にいたいから。

「それにしても、暑いね!」
「プール入る?」

 そういえば、小さな頃、二人で服のままプールに飛び込んだことがあったっけ。
 でも、今入ったら服が濡れて、車に乗れなくなってしまう。