大型犬男子は、今日も私を甘やかす【完】

「え?」
「花火大会の浴衣姿、すごく似合ってた。今日の私服も可愛いけどな」

その一言だけで、顔が熱くなる。
見上げると、夏の夜空には星が静かに瞬いていた。この繋いだ手だけは、絶対に離したくなかった。