大型犬男子は、今日も私を甘やかす【完】

「誰?」

そこで軽く「あなたです」なんて可愛いことを言う自信はなくて、水を一口飲む。

「……」
私がもっと、陸斗に似合う女の子だったらいいのに。
今は、思いを伝えることすら無理だ。

「俺でいいんじゃない?」

突然の陸斗の言葉に、口に含んだ水を吹きそうになる。
陸斗は一般人ではあり得ないくらい女の子にもてるから、自信もあるのだろう。