大型犬男子は、今日も私を甘やかす【完】

「あるわけないでしょ! とりあえず、ご飯頼もう!」
「うん」

なんか、拗ねながらメニューを見ている。

「ハンバーグ定食」

二人同時にそう言う。
タイミングがドンピシャすぎて、思わず笑ってしまった。

さっきまでの空気が少し重かっただけに、余計に救われる。
メニューを渡し、水を一口飲んだ。