大型犬男子は、今日も私を甘やかす【完】

来年も、陸斗と一緒にいたい。
来年の夏も、その先の夏も。
隣にいるのが陸斗だったらいい。

そんな願いを胸に、私はそっと目を閉じる。

「……うん」

小さく頷いて返事をした。
ビールを一口飲む。

今日の花火も、浴衣も、居酒屋で過ごすこの時間も。
きっと私は、一生忘れない。