大型犬男子は、今日も私を甘やかす【完】

私と同じように思っている女の子は、きっと他にもいるのかもしれない。

同じ車両にいる人たちの視線が、自然と陸斗に集まっているのが分かる。

「あの……」

そう声が聞こえて、顔を上げる。
陸斗の横に、女の子が二人立っていた。

一人は小柄で可愛らしい雰囲気の女の子。
もう一人は、モデルのようにすらりとした美人。