大型犬男子は、今日も私を甘やかす【完】

静かな部屋に、私たちの声だけが響く。
甘い余韻を残したまま、部屋を後にした。

いつもなら陸斗の車で移動するけれど、今日は有名な花火大会らしく、駐車場も混雑している。
そのため、電車で会場へ向かうことになっていた。

駅に近づくにつれて、浴衣姿の人たちをちらほら見かけるようになった。

普段とは違うカラフルな浴衣姿は、まるで熱帯魚みたいで、とても可愛らしい。