「じゃあ撮るぞ」 カシャ、とシャッター音が鳴った。 その一枚は、いつもより少しだけ近い距離にいる二人だった。 花火大会へ行くのなんて、学生の頃以来だ。 しかも、今年は陸斗と一緒。 そう思うだけで、この夏が楽しみでたまらなかった。