大型犬男子は、今日も私を甘やかす【完】

陸斗は驚いたように目を見開くと、そのまま足早に自分の部屋へ向かった。

「どうしたの?」

数秒もしないうちに部屋から戻ってきた陸斗の手には、さっき私が運んだ荷物が抱えられていた。

「まだ早いとは思ったんだけど……」

陸斗は少し照れくさそうに荷物を持ち上げた。

「見てたら欲しくなって、浴衣買った」