大型犬男子は、今日も私を甘やかす【完】

「あ、待ってる。なんか用意するものある?」
「必要な物は動物病院で買ったから、段ボールと中に敷くものだけ準備していて」
「分かった!」
少し大きめの段ボールに、バスタオルを敷いた。


「猫……可愛かったな」
少しして戻ってきた陸斗の腕には、黒猫が抱かれていた。
二ヶ月くらいの大きさだろうか。


「公園でカラスに襲われていて」
「えっ! 怪我とかしてない!?」
ぱっと見た感じでは、怪我をしている様子はない。
それでも心配になってしまう。