大型犬男子は、今日も私を甘やかす【完】

その夜は、いつもみたいに飲みすぎることもなく、二人でゆっくり過ごした。
「たまにね、寂しくなる」
「俺がいるのに?」
「違うの。陸斗がお風呂に入ってる、ほんの少しの時間なんだけど……。一人になると、急に寂しくなるの」
「可愛い」
不意に返ってきた一言に、思わず固まる。
そういえば、陸斗も私がお風呂に入った時、「寂しい」って言っていたっけ。

……似た者同士なのかもしれない。
そう思ったら、自然と笑みがこぼれた。