大型犬男子は、今日も私を甘やかす【完】

今日こそは、寂しい病を発動させない。
そう決めて、ビールをちびちび飲みながら陸斗が出てくるのを待つ。
前に陸斗のことを大型犬なんて言ったけれど――どっちが犬なのか分からない。
今の私は、ご主人様の帰りを今か今かと待つ犬みたいだった。
陸斗がお風呂から出ると、私は一目散に駆け寄った。
やっぱり、陸斗と一緒にいると安心する。