大型犬男子は、今日も私を甘やかす【完】

小さなお皿に唐揚げを盛り付け、爪楊枝を添えて陸斗のところへ持っていく。
食器棚は、もうだいぶ形になっていた。
「わっ! すごい!」
思わず声が漏れる。
この食器棚に、少しずつお気に入りの食器を並べていく。
そんな日々を想像しただけで、なんだか楽しくなってしまう。
「もしかして、唐揚げ?」
「あ! うん。リベンジしてみたの!」
「俺、彩葉の作る唐揚げ好き」