水音がして、こちらに近付いてくる気配がした。
私は慌てて視線を逸らしたまま、バスタオルをそっと差し出した。
「あちー」
「冷水浴びたら?」
「だるー」
「この、酔っぱらいめ!」
どちらも、ある意味では酔っぱらいだ。
そんな意味のないやり取りなのに、不思議と楽しい。
気付けば、こんな時間がいちばん落ち着くのかもしれないと思っていた。
私は慌てて視線を逸らしたまま、バスタオルをそっと差し出した。
「あちー」
「冷水浴びたら?」
「だるー」
「この、酔っぱらいめ!」
どちらも、ある意味では酔っぱらいだ。
そんな意味のないやり取りなのに、不思議と楽しい。
気付けば、こんな時間がいちばん落ち着くのかもしれないと思っていた。



